防災グッズの選び方 何が必要?おすすめグッズをご紹介!

何を準備したらいいかわからない…。そんなあなたにおすすめ「防災グッズ」をご紹介。

初めて「防災グッズ」を準備しようと思っている方、改めて見直ししようと思っている方、チェックリストで要チェック!

ここでは、女性や子供、高齢者など自分に合わせた「防災グッズ」をご紹介。

防災士などプロの監修を基に、必要な物が一つにまとめられた便利なセットも必見です。

備えあれば、憂いなし。いざという時のために、自分に合った「防災グッズ」を準備しよう。

・防災グッズの選び方

【一次避難】【二次避難】避難状況に合わせて2種類の防災グッズを用意しておこう

【一次避難】 防災グッズの選び方

【一次避難】とは、災害緊急時にとにかく急いで逃げる避難のことを言います。
災害直後に開設される避難場所。
一般的に、各自治体が指定する避難場所(学校・公民館・公園など)へ避難します。

非常時に持ち出す必要最低限の備え。避難1日分。
家の玄関や、職場など、自分がよくいる場所、すぐ持ち出せる場所への備えが良いでしょう。
一時的な避難のため、さっと持ち出せる1日程度過ごせる備えを用意しましょう。

必要な物
・飲料水
・食品(レトルト・栄養補助食品・菓子など)重くないもの
・歯ブラシセット
・トイレットペーパー

・ウェットティッシュ

・箸・スプーン・フォーク

・簡易トイレ

・ヘルメット

・懐中電灯

・予備の電池

・ホイッスル

・手袋

・非常用持ち出しリュック

【二次避難】 防災グッズの選び方

【二次避難】とは、住宅が損壊するなどして自宅に住むことができない被災者等は、二次避難場所に避難することになります。
二次避難場所は、一時的な避難ではなく長期間にわたって避難生活をする場所です。

そのため、救援物資が届くまでの数日間(3日間程度)、自足できる分量を備えましょう。

支援物資が避難所の全員に十分に行き届かない可能性、ライフラインの復旧がいつになるのか不明、といった経験談もあるので、1週間分を目安に備蓄しておくと安心です。

必要な物
・水(1人1日3リットル)×日数
・食品(レトルト・缶詰・栄養補助食品・菓子など)
・紙皿、紙コップ
・ごみ袋
・トイレットペーパー・ティッシュ
・カセットコンロ、ガスボンベ
・着替え
・歯ブラシセット

・水用タンク

・ウェットティッシュ

・箸・スプーン・フォーク

・簡易トイレ

・ブランケット

・懐中電灯 (ラジオとライトが一つになった)

・予備の電池

防災グッズの保管場所

保管場所は、玄関・物置・倉庫・押し入れなど様々ですが、家に戻ったときにすぐに持ち出せる場所がおすすめです!
取り出しにくい場所に置いておくと、いざ必要な時に家具が転倒しているなどスムーズに運び出すのが難しくなります。

※水害の場合は、せっかく用意した荷物が濡れて使えない!ということもあるので、防水仕様のバッグへ保管、濡れて困るものはビニール袋へ入れるなど、状況に応じて二階などへ保管しておくのも良いかもしれません。

・防災グッズチェックリスト

初めて防災グッズを用意する際に、本当に必要なものを揃えておく。
必要な物チェックリストでご紹介!

・女性、高齢者、赤ちゃん子供がいる家庭での必須防災グッズ

【女性がいる場合】防災グッズの選び方

家庭に女性がいる場合、防災グッズも見合った必需品の用意が必要です。
女性独自の生活習慣や日常のケア、悩みがあるので、避難所で不自由のないよう準備をしておきましょう。

<女性向け防災グッズ>
生理用品(ナプキン・タンポン・下着ライナー)、デリケートゾーン洗浄液・シート、ボディーシート、下着、ヘアゴム・クリップ、

ドライシャンプー

簡易トイレ

マスク

【乳幼児がいる場合】防災グッズの選び方

赤ちゃんではなくても、まだ幼い子どもがいる家庭では非常時でも出来るだけ普段と同じように生活できる事がポイント!
赤ちゃんが普段使っているもの、好きなものも多めに備えておくのもいいでしょう。
また、子どもの日常生活をできるだけ守ってあげられるよう、ストレス解消グッズを用意するのもいいでしょう。

<乳幼児、子供向け防災グッズ>
おむつ、おしりふき、ミルクセット(液体ミルク・哺乳瓶など)
レトルト離乳食、ブランケット、バスタオル、簡易ベッド、歯磨きシート、ウェットティッシュ、ごみ袋、おもちゃ、お菓子、ノート・筆記用具

使い捨てエプロン

【高齢者がいる場合】防災グッズの選び方

いざという時に、サッと持ち出しできる、高齢者には「重さ」や「持ち運びやすさ」といった年齢や体力を考慮した防災セット選びが重要となってきます。

<高齢者向け防災グッズ>
常備薬、服用中の薬、お薬手帳、老眼鏡や入れ歯(洗浄剤)、眼鏡・老眼鏡、介護用品(折りたたみ杖など)、大人用おむつ、おかゆなど柔らかい非常食

【ペットがいる場合】防災グッズの選び方

大切な家族の一員でもあるペット!
普段とは環境が異なる災害時、ペットもストレスを感じてしまうことが想定されます。
もしもの場合に備えて、できるだけ普段使い慣れているものを準備しておきましょう!

<ペット向け防災グッズ>
フード、水、ワンタッチウォーターボトル、食器、ペットキャリー、トイレシーツ・猫砂、首輪、リード

・「暑さ」「寒さ」対策グッズ 季節に合わせた防災グッズ

「春~夏用」「秋~冬用」と、季節に特化したグッズをまとめた袋を2つ用意。
避難用リュックにはできるだけ詰め込みたい!ところですが、あまり入れすぎると持ち運びが大変です。
避難するときの状況に合わせて季節品を入れ替え、防災グッズと一緒に保管します。

【春夏用】防災グッズの選び方

うちわ・扇子、デオドラントシート、帽子、着替え、タオル・ハンカチ、塩飴やタブレット、夏用マスク

【秋冬用】防災グッズの選び方

大判ストール・ブランケット、保湿アルミシート、使い捨てカイロ、厚手の上着・靴下・手袋、発熱剤・食品加熱袋、エアーマット、子供も使える保湿クリーム

防災士監修!「防災グッズ」セット

防災士監修、プロの意見を基に、必要な物が一つにまとめられた便利な「防災グッズ」

緊急避難セット 10点

緊急避難セット 12点

緊急避難セット 20点

簡易防災セット 9点

簡易防災セット 15点

簡易防災セット 30点

帰宅困難者支援 7点セット

帰宅困難者支援 11点セット

帰宅困難者支援 12点セット

水害対策セット 15点

水害対策セット 30点

防災グッズの選び方を知って、防災対策をしよう!

世界でも日本は災害が多い国として有名です。住んでいる場所にかかわらず、いつどこで災害に巻き込まれるかわかりません。
普段から防災の意識を持つことは簡単ではありません。
しかし万が一の状況になった時に何も準備していないとなると非常に厳しい環境で過ごさなくてはならないことも事実。

そこで常備しておきたいのが防災用品です。
自分には関係ない、ではなく、自分の身を守れるのは自分自身。他人事ではありません。
大切な家族やペットを守るためにも、事前の備えが大事となってきます。
避難生活や自力で生活できるよう、普段から常備しておくことで実際の災害時にとても役立ちます。

企業においては、従業員や会社を守るため、普段から避難訓練や災害時の防災ルールなどを決め、万が一に対応できるよう定期的に防災の意識を高めることも大切です。